2006年1月23日月曜日

大寒の千年の森




1月22日、日曜日、午前晴れ。12月からの大雪はこのところおさまったかのようですが、ここ2,3日の冷え込みは、1年のうちでもっとも寒い「大寒」に入っていることを教えてくれます。春はまだ遠し。久しぶりに森の中を散策。雪は堅く凍みて、長靴は3センチもがぶりません(沈みません)。本日はかんじきは不要。縦横無尽に動物の足跡がついています。


 今回の豪雪は森の樹木にも相当のダメージを与えているようです。春になると雪で折れた枝や幹が地上に大量に出てくるでしょう。雪という巨大な冷熱エネルギーが地上におりて、その雪は解け水になり、川を激しく流れ動力エネルギーとなります。雪折れの樹木は長期的には分解して土になるでしょうが、そのまえにバイオマスエネルギーとして活用すべきでしょう。樹木が太陽エネルギーを光合成で炭素として蓄えたものを、また人間に有用な熱エネルギーとして活用する知恵を、人類は「火の発見」として太古から身に着けてきました。森の民、日本人はそのことをもう一度想起すべきでしょう。


 午後からはまた激しく粉雪が降ってきました。




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