つるを伸ばし、ありとあらゆるところにからみつくクズ。草刈り機にもからみつきエンジンをストップさせてしまうクズ。日本の夏はわが天下ともいわんばかりに、その生命力を謳歌させているクズ。どちらかというときらわれもののクズですが、初夏の新芽(伸び始めたやわらかいつるの先端)はてんぷらにしても美味しいし、秋はそのつるがリースづくりの格好の材料に、そしてその根っこは葛粉になり食用・薬用としとても重宝されてきました。葛の葉お皿にもちょうどよいし、草木染の染料になったり、その丈夫な繊維を使った葛布というのもあるそうです。
クズはくずにあらずと・・・。葛はもっともっと活用されてよい有用植物だと思います。
クズは秋の七草のひとつでもあります。そのクズが夏の終わりに花を咲かせます。
明るい紫色の房状の花が下からだんだんと咲いていきます。まだ咲き始めたクズの花を摘んできてホワイトリカーに散らせました。クズの花見酒です。これからどのようになるのかな。また後日報告しましょう。
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